フランクフルト日本人主婦向け欧日ドイツ語講座

講師自己紹介

katayama michi

私がドイツへ来た頃は本当に日本人が少なく無我夢中で生活していました。二人の子供を育てているうちに長い年数が過ぎてしまい、いつの間にかドイツの社会にとけ込んでいました。その間の経験などが今でも役に立っています。

欧日協会でかれこれ25年前にドイツ語コースを設定するに当たり教師を探しているのを「はろう」で読み直ぐに申し込み、トントンと授業が設定されましたのが始まりです。最初は語学の勉強と言う意味で文法を平行して進めるよう考えていたのが、日常生活の質問が多すぎて勉強が後へ廻される位になってしまったのです。

教える側としては生徒に授業の進みを崩されるのは無能と言う事です。それで考え出されて行ったのが、日常生活に一番近いドイツ語授業にする事でしました。3年前後でまた帰国する条件で主婦としての生活を始めなければならない不安を解消するためです。長年ドイツで生活していると当たり前と思っている事がそうでない、分からない事、知りたい事が山程あるので気持ちばかりが焦っている様子が感じられます。それを私の授業で少しでも「ゆっくりと」と言う気持ちになって頂きたいと思って授業を進めています。

日本での語学の勉強は正しい文章をきちんと作って初めて「よく出来ました」と言われる方法ですが、ドイツでの生活では次々と会話が進みますからきちんと文章を作っている暇がありません。即ち授業でも訳す事はせずに「話す」事を練習しています。ドイツ語の発音も難しいと思いがちですがその練習もします。耳をきたえる授業で、丁度ポップソングをなんとなく覚えてしまうのと似ています。

参加される方が「ドイツの生活は楽しい」と言えるようになる事を期待して進めています。

またドイツ語の授業以外に翻訳、通訳もしています。その経験も授業のどこかで役に立っています。

また10年前位からあちこちの医者の診療所でも通訳をしています。これは医者通いを子供達とまた私自身もさんざんしていたので出来る事だと思っています。